備中高松城
2018年 01月 19日
今年度事務局長を務めさせて頂きます小西です。
私は、歴史が好きでしばしば歴史名所を訪れます。
みなさん、大河ドラマ「軍師官兵衛」のこの名場面を覚えてますか?

「殿のご運が開けましたぞ」
本能寺の変で主君である織田信長が討たれ動揺している羽柴秀吉に対し、明智光秀を討って天下に名乗りをあげるきっかけとなって場面です。
この舞台が、今回ご紹介する「備中高松城」です。
現在、城跡が残っていて周辺は、公園として整備されています。
公園内には、備中高松城主の清水宗治の首塚があります。
切腹が一般的でなかったこの時代、籠城中に身だしなみを忘れたと思われたくないと、
切腹する前に髭を抜き、死後の身だしなみを整えたと言われております。
ダンディズムですね、この後、切腹が武士にとって名誉ある死であるという認識が広まったそうです。
城を見学する時に、私はどうやって城を攻めるか考えながら見学します。
水攻めという奇策に興奮を覚えます。
約3キロの築堤を作り、城を水攻めしたとのことです。
測量機器や等高線などがないこの時代に水攻めを思いつく官兵衛の発想力が凄いですよね。
資料館でこんな写真を見つけました。
備中高松城付近では、たびたび洪水が起こっているそうです。
もしかすると官兵衛は、こんな情報を事前に収集していたからこそ、
水攻めを考案できたのかもしれませんね。
いつの時代も情報収集が大事なんやと勝手に納得してしまいました。
住宅購入される際は、その土地の過去を調べると自然災害から家を守ることができるかもしれませんよ。